病は気から
"病は気から"という言葉を聞いた事があるかと思いますが、本当にそうだと思いますか?
17世紀のデカルトが心身二元論というものを提唱しました。
"われ思う、故にわれあり"と言い、ひとの本質は意識の主体、心にあるとしました。
心や心がからむ科学的に扱えない問題を科学の対象から切り離し、ひとの精神を除くすべての現象を科学の対象としました。
西洋医学も、身体を精神から分離し、機械論的な見方をしています。
西洋医学は心と身体を切り離して考える道を選びました。
科学的根拠を元に考える西洋医学では、心を切り離した方が都合がいいのです。
でも、考えてみて下さい。
気分が落ち込んでいる時、背中が丸くなっていませんか?
背中が丸くなると、肩凝りや、腰痛、内臓の圧迫による機能低下や、肋骨のが広がらず呼吸器にもなにかしら影響したりと心から身体に影響を及ぼすことが考えられます。
胃潰瘍はまさに心的なストレスが原因である場合が多いのではないでしょうか?
また、エネルギー的な観点からみていくと色々なことが言えます。
例えば、地に足が着いていない状態であると腰痛になりやすい。
自分の自己評価が低いと膝に問題が出やすい。
責任が重くのしかかることがストレスで肩に問題が出やすい。
自己主張が強すぎると甲状腺に問題が出やすい。
自分の感情を我慢していると横隔膜が硬くなりやすい。
など、エネルギー的な観点から以上の事がいえるんです。
エネルギーの話はまた次回にでもしようと思います。
ちなみに、アインシュタインが導いた相対性理論のE=mc2という式がありますが、これはこの世のありとあらゆる物質は、形のないエネルギーが、質量という姿・形(物質)になったものという意味になるのです。
人間=エネルギーとも言えるんですね。
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